おわってはじまって
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楽曲について
「おわってはじまって」は、自分が一番最初に作ったオリジナル曲を下敷きにして生まれた、かなり原点に近い曲です。だからこそ音数は少なく、言葉やメロディもできるだけまっすぐに置いています。終わることと始まること、切り替わることと更新されていくこと。その感覚を、自分の原点として鳴らし直したかった一曲です。
区切りの日に無理やり元気を出せないままでも聴ける曲にしたかったので、前向きさはあっても眩しすぎない温度にしています。寂しさを置き去りにせず、それでも少しずつ次の空気へ移っていく、その途中の感覚を大事にした曲です。
制作背景・エピソード
一番最初に作った自分の曲がベースになっているので、演奏やフレーズにはかなり素朴なところがあります。今聴くと、朝のフレーズやギターの弾き方が教則本みたいにシンプルだなと思う部分もありますが、それも当時の自分にしか出せなかった質感です。技術より先に、伝えたいメッセージを残したかったことがよく分かる曲でもあります。
また、生まれ変わるというか、更新されていくことの表現を入れたかった気持ちもありました。原点に戻るだけでなく、原点を使って次へ進む。その切り替えを曲の中でやりたかったので、懐かしさだけでは終わらない一曲になっています。
聴きどころ
この曲の聴きどころは、沈みきらず、でも浮かれすぎずに進んでいくところです。寂しさを置き去りにしないまま、少しだけ高揚が混ざってくるので、気持ちの色がゆっくり変わっていくのをそのまま受け取れます。区切りの歌でありながら、説教くさくならないようにしているところも大事にしています。
区切りがあった日の帰り道、新しいことの前日、何かを手放したあとにまだ実感が追いつかない朝に合います。再出発の曲として聴いてもいいし、ただ「今日は切り替わる日なんだな」と感じる時間に置いてもらうのも似合います。少しでも前を向くきっかけになれば嬉しいです。
使用楽器・音色
- ボーカロイド
- シンセサイザー
- ピアノ
- ドラム