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「逢魔が時」制作ノート

「逢魔が時(おうまがとき)」という幻想的な時間をテーマにした楽曲についてお話しします。

昼でもなく夜でもない、空がオレンジから紫に染まる一瞬。あの「境界が曖昧になる」感覚を、シンセポップのサウンドに落とし込みました。

キラキラしたアルペジオシンセは、夕暮れに輝き始める一番星をイメージしています。一方でベースラインは少し太めで重厚にし、忍び寄る夜の気配を演出しました。懐かしい歌謡曲のようなメロディラインを現代的なトラックで包むことで、時代も場所もあやふやな、不思議な世界の入口のような曲を目指しました。

帰り道、ふと空を見上げた時にこの曲が流れていたら嬉しいです。昼の顔を脱ぎ捨て、得体の知れない夜へと溶けていく不安。その境界線(逢魔が時)こそが、私たちが本当の自分に戻れる唯一の聖域なのかもしれません。

美しい夕暮れが、あなたの明日を彩りますように。

🎵 逢魔が時を聴く