「曲を作る」ことと「曲を公開する」ことは別の作業です。楽曲が完成してから実際にリスナーに届くまでには、意外とたくさんのステップがあります。一人で全部やっているので、リリースするたびに同じ流れを繰り返しています。今回はその手順を全部書き出してみます。
Step 1:最終確認とファイル書き出し
Cubase Pro上でミックスとマスタリングが終わったら、最終的な音源を書き出します。書き出しフォーマットはWAV(44.1kHz / 16bit)が基本です。書き出したあとは必ずイヤホンとスピーカーの両方で聴き直して、音量バランスや不自然な音がないかを確認します。
この確認で問題が見つかることは多いです。スピーカーで聴くと低域のバランスが違って聞こえたり、イヤホンで聴くと特定の帯域がうるさく感じたり。「もう完成だ」と思っても一晩置いてからもう一度聴くと、修正したくなる箇所が出てくることがよくあります。
Step 2:ジャケット画像の制作
音源が確定したらジャケット画像を作ります。ComfyUIを使って楽曲のイメージに合ったAI画像を生成し、そこにタイトルテキストを加えて完成させます。
配信用のジャケットはSpotify・Apple Musicの規格に合わせて3000×3000px以上のJPEGで書き出します。テキストは読みやすいフォントで、サムネイルサイズでも潰れない大きさにしています。
Step 3:配信登録(SoundOn)
各ストリーミングサービスへの配信はSoundOnを通じて行っています。SoundOnは無料で使える音楽配信ディストリビューターで、Spotify・Apple Music・YouTube Music・Amazon Musicなど主要なプラットフォームに一括配信できます。
登録に必要なのは音源ファイル(WAV)とジャケット画像、タイトル・アーティスト名・ジャンル・リリース日などのメタデータです。配信が反映されるまで通常1〜3営業日ほどかかります。
Step 4:サイトへのアップロード
配信登録と並行して、このサイト(yuruimukun.com)にも楽曲を追加します。音源をHLS形式(ストリーミング配信用のフォーマット)に変換して、Cloudflare R2にアップロードします。サイトのプレイヤーデータに楽曲情報を追記してデプロイすると、数分でサイト上で聴けるようになります。
Step 5:SNSで告知
すべての公開作業が終わったら、BlueskyやXで告知します。長い文章より、「こんな曲を作った、聴いてほしい」というシンプルな一言の方が届きやすいと感じています。制作の裏話や曲のコンセプトを短くまとめて添えると、少し反応してもらいやすくなります。
一連の流れを全部一人でこなすのは大変ですが、「公開する」という行動をルーティン化することで、作るペースが保てるようになってきました。曲が増えるほどサイトも充実していくので、地道に続けることが大事だと思っています。
今日が、やさしい一日になりますように。