SNSでも話題にしてもらった「かおすねこ」の制作背景について少し書いてみます。ゆるいむくんの中でもLofi Hip Hopらしさが一番出ている曲です。
マヌルネコをどう音にするか
この曲の主役は「マヌルネコ」さんです。独特のもふもふした風貌と、どこか予測不能で愛くるしい動き。あの独特のキャラクターを音楽でどう表現するかが、制作の出発点でした。
マヌルネコさんの動きって、「走るかと思ったら急に止まる」「ぼーっとしているかと思ったら高速でジャンプする」みたいな、予測不能さがあります。その感じをリズムで表現したくて、あえてビートをきっちりしすぎないようにしました。ヒューマナイズをかけて、スネアを少しだけズラすことで「ちょっとよれた」LoFiなグルーヴを作っています。
サウンド設計
メロディラインはあえてユーモラスな感じにしています。「ちょっと間の抜けた」シンセのリードが、マヌルネコさんのぽかんとした表情にリンクしているように聴こえるといいなと思いながら作りました。コード楽器はローパスフィルターで少し丸くして、くすんだ質感を出しています。
パーカッションはカウベルやウッドブロックを混ぜて、少し「おもちゃ箱感」を出しました。ドラムも4つ打ちではなくスウィングを効かせています。全体的に「かっちり」よりも「ゆるっと」の方向性です。
聴きどころ
曲の後半でメロディラインが変わるところがあるのですが、そこだけ少しテンションが上がります。マヌルネコさんがたまに見せる「予想外のアクション」を音楽で表現したつもりです。Lofi Hip Hopが好きな人にも、マヌルネコ好きな人にも楽しんでもらえる曲になっていれば嬉しいです。
マヌルネコさんのような、のんびりした時間が流れますように。